『エジプト缶』で想いを馳せる、“太陽王”時代のエジプト。『ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』限定で新発売

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2025/02

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『エジプト缶』で想いを馳せる、“太陽王”時代のエジプト。『ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』限定で新発売

皆さま、こんにちは。ライターのユリアンです。『青山デカーボ』ブログの更新を担当しています。
可愛いどうぶつやキャラクターが大好きで、ヘルシーレシピの研究もちょこっと趣味だったりする、アラサー女性です。


今回は、3月8日より開催される特別展示『ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』限定『エジプト缶』をご紹介。
栄華を誇った古代エジプトの威厳を感じられる、手のひらサイズの一品です!


主役はエジプトの香水瓶。“太陽王”ラムセス2世を讃える太陽のモチーフも



『エジプト缶』の原画を手掛けたのは、青山デカーボではもうお馴染みのグラスペイントアーティスト・Alisa Horitaさん。
今回も、蓋面の1枚、側面に2枚と、豪奢なガラス絵を仕上げてくださいました!


『エジプト缶』のテーマは、特別展示の主役であるラムセス2世。
ラムセス2世は、古代エジプト第19王朝のファラオで、「最も偉大な王」「太陽王」と呼ばれ讃えられてきた人物です。

筆者も、学生時代に英語の教科書の1テーマとして、ラムセス2世の建設事業に関する英文を読んだことがあります。
ラムセス大王によって建造された神殿として有名な、エジプトの世界遺産「アブ・シンベル神殿」の移築についての話でした。


さて、そんなラムセス2世や古代エジプト絵をテーマに据えて作られたエジプト缶。
その見どころやいかに!?


まず蓋面に注目。主役となるのは、古代エジプトの時代から使われたというガラスの香水瓶です。



香水瓶に装飾されているのは、古代エジプトで神聖な石とされたラピスラズリストーン。美しい艶やかな藍色が特徴です。

香水瓶の四方を囲むように、さまざまな幾何学模様が描かれています。


中でも注目すべきは、四隅の太陽モチーフ。ラムセス大王は、その偉業から“太陽王”と呼ばれ賞賛されてきた人物です。
ラムセス大王が生きた時代から3000年を経てもなお語り継がれる功績の数々に敬意を込めて、太陽のモチーフで飾りました。


Alisa Horitaさん曰く、たくさんの模様はエジプトの伝統的な模様を参考に、図鑑を見ながらオリジナルで制作されたとか!

ちなみに、Alisa Horitaさんはこのような規則的な模様を下書きなしで仕上げるのだそうです。驚くべき空間認識能力……。ラムセス大王もきっとびっくりの才能です!


側面にも古代エジプトが盛りだくさん。個性あふれるエジプトの神々も登場

『エジプト缶』の側面には、2枚のガラス絵をデザイン。ところで『エジプト缶』は、手のひらサイズの正方形のお菓子缶なのですが、気軽なサイズなのに驚きの情報量なのです。


1枚ずつご覧ください。古代エジプトのモチーフを遺憾なく敷き詰めた、圧巻の仕上がりであることがわかります。



エジプトというと想起するのは、ピラミッドのある砂漠の世界。ラクダも見える、砂漠を描いたイラストが左に描かれています。

その隣には、ホルス神の象徴と思しきハヤブサ。ジャッカルの頭を持つ、冥界の神アヌビス神。有名なツタンカーメンのマスクもあります。

右に大きく描かれている、船と女性と鳥のイラスト。聖鳥イビスと船に乗る魂を描いているようです。ここで描かれている太陽は、太陽神ラーの象徴です。古代エジプトでは、ラーが毎日空を移動し、夜には冥界を旅して、朝になって戻ってくると信じられていたそう。面白いですよね!


2枚目も、思わず息を呑むほどの情報量です。印象的な箇所をピックアップしてみます。



左下に描かれる黒猫は、エジプトで神聖視されたバステトの女神の象徴。家族の守護神として、豊穣や幸福をもたらすそうです。黒猫と対になるのは、すいれんの花。ナイル川に咲くスイレンは、古代エジプト人にとって生命の象徴だったとか。

その上には、“生命の鍵”アンクに、ホルスの翼、ホルスの目が描かれます。

右下で翼を広げているのは、女神マアトです。真理や秩序、調和の女神だそう。


こんなにも豪華な、古代エジプトがてんこ盛りです。これをきっかけに、古代エジプトの神や文化をより詳しく紐解きたくなります。


古代エジプト人が愛したミルク風味のクッキー入り。ぜひ『ラムセス大王展』へ!



『エジプト缶』は、ミルク風味のクッキー入りのお菓子缶です。

古代エジプト人も、牛を飼って牛乳を絞っていたようです。ミルクの歴史は思いの外古いのですね!


今回のクッキーでは、植物由来の素材でミルク風味を再現。米粉を使ってグルテンフリーに仕上げています。


『ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』は、東京・豊洲のラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyoにて2025年3月8日から開催されます。日本から遠く離れたエジプトの、太古に活躍したその栄華、ぜひ目の当たりにしてみてください。

そして『エジプト缶』を一つ手土産に。手に取るたびに蘇る、古代エジプトへの空想をお楽しみに!